クイズマガジン
制作
テレビ朝日

放送時期

放送期間 1980.10.12〜83.10.2
放送時間 毎週日曜11:00〜11:45

出演者

司会 ツービート
  野村義男
  南美樹子
アナウンサー
   

4組のペアが競うものでした。クイズの中心は早押しクイズで、・答時はプラス1万円。誤答時は、次に別のチームが誤答するまで、解答権を失うというルールでした。
 最後の問題は、『逆転クイズ』と題された、3択クイズでした。ルールは、自チームのそれまでの獲得賞金から1万円以上を賭けて、3択クイズ1問に挑戦するものでした。正答時は、自チームが賭けた分の賞金が加算される(注;つまり、「持ち賞金」+「賭け賞金」が最終的な賞金となるわけですが、これは、単純計算では、「持ち賞金」+「賭け賞金」×2でないと確率的には不公平です)。誤答時は、賭けた賞金が没収されるというルールでした。
 クイズの内容は、例えば、見ず知らずの三つ子を登場させて、「最初に生まれたのは、誰か」を答えさせる、といった類の、カンに頼らざるを得ない問題でした(この例通りの問題があったかどうかは不確かですが、とにかく、3分の1の確率でしか正解できないような問題でした)。

 『逆転クイズ』終了時点で、賞金が最も多かったチームが優勝となります。優勝チームは、最高50万円のボーナスのかかったゲームに挑戦できました。ゲームの内容は、いうなれば、『黒ひげ危機一髪』の7つ穴バージョンでした。 

セットは・7つの穴の開いた台座・台座の上に吊るされた風船(水か粉が入っていました)・おもちゃの剣でした。
 優勝ペアの一人が台座上の椅子に座り、もう一人が台座の穴のうち1つずつを選び、「はずれ」るまで、剣を穴に刺してゲームを続けていました。そして、1本クリアするごとに5万円、10万円、20万円、30万円と、ボーナス賞金額がエスカレートしていき、5本目の剣を刺して「はずれ」でなければ、最高額・50万円のボーナスを獲得できました。 「はずれ」を選ぶと、台座上の風船が割れた上に、ボーナスは全額没収され、ゲームセットとなりました。 また、このゲームは途中でリタイアも可能だったと記憶しています。

調査研究員:コサック・miyabi