芸能界の厳しさ教えますスペシャル!!
制作
よみうりテレビ
放送時期
放送期間 | 春と秋、年に2回ある特番 |
放送時間 | 21:00〜22:54 |
出演者
司会 | 島田紳助 |
アシスタント | 細川直美 |
島谷ひとみ | |
中元綾子アナウンサー |
「芸能界の厳しさ」に直面したクイズショー番組。 ぼくの記憶の中で、こんな失礼なクイズ番組は、なかったと思います。 チャレンジするクイズは、関西版「EXテレビ」でやっていたクイズとほぼ同じです。 でもこの番組は、普通のクイズ番組は、優勝者だけが賞金を貰えますが、この番組は、得点に応じて賞金を持って帰るシステムなのです。 賞金は、1ポイントにつき500円です。{2001秋の時には、1ポイントにつき200円}200ポイント獲得したら、10万円ゲットできます。{200円だったら200ポイントで4万円}
しかし、このクイズに参加できる条件があります。 この番組は、ゴールデンタイムに放送するので、「有名芸能人だけ」参加できます。 参加できない「無名芸能人」には、恐ろしい罰をうけます。
中継クイズ 私はだ〜れ
中継先の一般の人が、スタジオにいる解答者の名前をフルネームで答えられたら、この番組に参加できるというルールでした。 このクイズで、芸能界の厳しさを痛感する人がたくさんいました。
クイズあわせて100%
番組独自で選んだ約300人の有名人の名前を関東・関西10〜60代男女120人に聞いて、その結果にもとずいた知名度当てクイズ。 有名人の名前を見せて、その説明があっていれば、その人のことを知っていると判断し、知名度に加算されます。 そして、ルーレットで決めた1人を何%と読み、もう1人の探して、2人の知名度が100%になるように考えるクイズです。
ピッタリ100%=200ポイント{1p、500円なら10万円}
80〜99%=%がそのまま得点になります。{90%ならば90p獲得}
79%以下、101%以上=%分、得点から引かれます。{110%ならば−110p} すごい結末がまっていたので、楽しめるクイズでしたが、2001秋の時は、なくなっていました。
フンフンゲーム
ある有名人の名前を、一口も発言せずに、「フンフン」と言いながら伝えます。
誰の名前を言っているのかを当てるクイズです。 出題者と解答者に分かれ、解答者が正解すると、100ポイント{5万円}。出題者の人も、自分がやっている時に解答者の誰かが、正解してくれると、その人も100ポイントが入りました。
出題者側についた江守 徹さんが、口を開けて有名人の名前をしゃべったので、司会の紳助さんに注意されていました。 また、このゲームで出題者側にまわった千秋さんが大活躍していました。
クイズ1人しか言いませんでした
関東・関西10〜50代の男女100人に、ある言葉から連想される有名人の名前を聞きました。 その中で、1人しか答えられなかった有名人の名前を当てるアンケートクイズです。
1人のみの解答=200ポイント
アンケート外=−100ポイント
2人以上の解答=人数x{−10ポイント}
有名人のまちがい探し
これは単純なクイズで、一部分だけ違うある有名人の写真を見せて、どこが本人よりどう違うかを当てるクイズです。
個人戦:正解=200ポイント
不正解=−200ポイント
団体戦:一発で正解=200ポイント
2、3回目で正解=100ポイント
クイズここまで出てるのに〜!!
これまでよみうりテレビの2時間スペシャルでやっていたクイズで、誰もが知っている人物・物・土地などを制限時間内に答えるクイズ。
正解=ポイントは、なし。
答えられない=−10ポイント
抱かれてみたいのはどっち?
大量得点が可能な、ボーナスチャンス。{2001秋にリニューアル。オープニングクイズに使われました。} まず、司会の紳助さんが、挑戦者{解答者の中から}を指名します。 そして、その挑戦者に共通する有名人5人が出てきます。
挑戦者は、その5人の中から、対戦相手を1人決めて、勝負をします。 対戦方法は、タイトルどおり。 東京・大阪で10人ずつ・計20人に、{挑戦者vs.挑戦者が決めた対戦相手、どっちに抱かれてみたいですか?}というアンケートに答えてもらいました。 {獲得投票数x対戦相手の倍率}によって、得点が変わります。
倍率は、上から、100倍・50倍・30倍・20倍・10倍となっています。
100倍は、1番かっこよくて、10倍は、1番かっこ悪い人が用意されています。 いい対戦相手を選べば、高得点! しかし、条件があります。 得点をゲットするには、最低得票数を超えなければ、−200ポイントです。
2001秋:参加しない人達は、挑戦者が最低得票数を超えるかどうか予想して、 正解=100ポイント
不正解=−100ポイント
ボーナスチャンスなのに、−200pが、よくでていました。 芸能人のみなさんには、不評だったようです。
これはもはやボーリングではない!
あかチームと、みどりチームに分かれての対抗戦。ボーナスチャンス。「アンケートクイズと、ボーリングをミックスした画期的なゲームで、多分、2度とやらないと思います。」と紳助さんが言っていました。 ある、共通点のある10人の方々に、いろいろな質問をします。 それを、ボーリングをしながら、より多くの人が答えた回答を予想するクイズです。
2001年の秋に初登場したクイズですが、誰もが予想できない答えが、ドンドン出てきました。 大物女優10人にアンケートした時に、「焼肉屋に行って、最初に食べるものは?」という問いに、3〜4人の人が、{食べたことが、ない・行ったことが、ない}と答えました。 出演者達が、大激怒していました。 しかも、いしだあゆみさんに関しては、「ビビンバ!!」と答えていました。
さらに極めつけは、元ボクシング世界チャンピオン10人にアンケート。 質問は、「3分間で思いつくものは?」 3人が、インスタントラーメン。6人が、1ラウンド。残った1人が、輪島功一さんで、言った言葉が、「ウルトラマン」!!
この人たちは、相当、恥をかいたでしょう。
無名芸能人の罰が、回を追うごとに、変わっていきました。 最初は、オリの中で、クイズの「セット」として利用されていました。 今度の罰は、セット裏で、作業をし、クリアしたら、中継クイズは免除というルール。 今は、クイズには参加できますが、「無名地獄」という穴が約20コあり、その穴から、首をつっこんでクイズに参加していました。
この番組で、1番「芸能界の厳しさを思い知ったと思われる人」は、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんです。 中継クイズに3回チャレンジしたにもかかわらず、誰も名前を言ってもらえず、ずっとオリの中にいました。 ずっと、へこんでいました。 しかし、あまりにもかわいそうなので、紳助さんが、ラストクイズのまちがい探しに、−100ポイントで参加させました。そうしたら、1問目でいきなり正解して、200p獲得。 結局、5万円{1p500円}もって帰りましたが、ジモンさんは、納得していませんでした。
松方弘樹さん、大澄賢也さん、蛭子能収さんなどスキャンダルな人達{紳助さん流でいうと、人生を捨てた人}は、高額賞金を獲得していました。 大澄さんが、13万円を獲得した時に、紳助さんが、「大澄さん!{元・妻 小柳ルミ子さんへの保険金1億円まで}あと、9987万円ですよ!!」と、ひとりではしゃいでいました。
最高賞金獲得者=男:松方弘樹さん 約80万円
女:大神いずみさん 76万5000円
最低賞金獲得者=間 寛平さん 約−80万円
{リベンジで出た時、約−40万円}
調査研究員:クニー