クイズ100人に聞きました

制作
TBS

放送期間 1979.4.2〜1992.9.21
2000.12.30
放送時間 毎週月曜19:00〜19:30(1979.4.2〜84.10.1)
毎週月曜19:20〜20:00(1984.10.8〜87.9.21)
毎週月曜19:00〜20:00(?)
毎週月曜19:00〜19:30(1987.10.5〜1992.9.7)
20:00〜20:30(2000.12.30)

出演者

司会 関口宏
屋根裏のアナンサー 橋本テツヤ

 視聴者参加番組。関口宏の俳優から司会者への道を決定付け、TBS月曜7時伝説の所以となった番組。そしてTBSのクイズ番組といえば、5本の中に入る程の長寿番組。それが『クイズ100人に聞きました』である。最初は日曜2時に『家族対抗クイズ合戦』という番組があり、月曜7時放送(全国放送)開始時に『クイズ100人に聞きました』とタイトルを変えた。この番組には原型があり、その番組とはアメリカ(フランスでも)で放送されている番組『FamilyFeud(家族不和)』であります。(アメリカでは現在放送終了日本の「クイズ100人に聞きました」との違いはトラベルチャンスがなく、現金獲得チャンスとなっている。)そして関口宏さんのあの有名な解答者席にひじをのせるポーズを行ない始めた当時、TBSに苦情の電話が多かったと関口さん本人が江川卓さん司会によるワインの番組『江川の食卓』でおっしゃっていました。
 進行過程は、2部構成。1部は5人ずつ2組の家族による対抗戦(5問出題・1時間(40分)放送時は6問・末期は4問)。2部は、1部で勝った家族が何人ハワイ旅行に行けるかを決めるトラベルチャンスに挑戦する。5人にそれぞれ1問ずつ出題し、5人の合計得点によりハワイに行ける人数が決まる。クイズの問題はすべて100人の人々に聞いたアンケート結果をもとに出題されていた。
クイズ番組でありながら世論調査的番組の一面も兼ね備えていました。
 

番組収録は、リサーハサル時の司会は屋根裏のアナンサー橋本テツヤさんが仕切る。その間、関口さんはディレクターブースで出場者の様子を見て本番収録時の家族紹介の参考にしていた。

トラベルチャンス得点表

120点以上 5人
100点以上 4人
80点以上 3人
70点以上 2人
60点以上 1人
59点以下 どなたも行けません

エピソード
 
放送第1回目の出場チームに具志堅ようこうさん家族が出演されてました。そして関口さん登場時の橋本さんのコールが『100人に選ばれた司会者。関口宏!」と紹介していました。

「あるあるある」
観覧のお客さんが必ず声を出している「あるあるある」は現代用語の基礎知識に掲載された。

 ウッチャンナンチャンの番組『やるならやらねば』において『クイズ5、6人に聞きました』というパロディーがあった。これは『知ってるつもり!?』のパロディー『知ってるつもりつもって!?』からの自然な流れだった。司会はウッチャン扮する関口宏(せきろひろし)。屋根裏のアナンサーは、フジテレビのアナウンサー(誰だったかは不明)。対戦チームは毎回ナンチャン扮する加山雄三(くわやまゆうぞう)がリーダーの加山チーム(神田利則・一色紗英などがいた)と内海好江・桂子さんがリーダーの内海チーム。確か3回ぐらい放送した時に、ドッキリがあった。そのドッキリとは、本物の関口宏登場であった。
 
パロディー番組がウッチャン扮する関口宏(せきろひろし)司会で進行する。一問目終了後、ウッチャン関口が胸を押さえ苦しみだす(もちろん芝居)。ナンチャン含めた周りの出演者が誰が司会をやるかと話し合いになるが解決しない。そこで本家本物の屋根裏のアナウンサー橋本テツヤさんが「ちょっと、もしもし、代わりの司会者なら大丈夫ですよ。」と。そしていつもの番組のテーマがかかり、「クイズ!5、6人に聞きました進行役は、本家本元せきぐちーひろし!」と橋本さんからコールされ、関口宏さんの登場。登場したとたん、内海好江師匠がドッキリを知っているウッチャンに対して「本物の登場だよ
どうすんだい」という慌てよう。ニ問目は本家司会で進行し、三問目は関口さんが解答者になった。その時の問題は「同姓同名の関口宏さん5,6人に聞きました。関口宏という名前で損したことは何ですか?」四問目は「クイズ100人に聞きましたのADさん5,6人に聞きました。関口さんのやな所は何ですか?」など。
 その放送の翌週、本家本元の『クイズ100人に聞きました』で新宿区河田町からお越しの「やるならやらねば」チームと港区赤坂からお越しの『関口宏のサンデーモーニング』チームでの対戦が行われ『やるやら』チームが勝利した。特番では東京六大学対抗芸能人大会、高校生大会、番組10周年都道府県大会、クイズまるごと大集合などがあった

最終回にはム〜ブチーム、サンデーモーニングチーム、視聴者参加家族等を出演者として一問出題し勝ったチームがトラベルチャンスに挑戦できるという内容の生放送でした。エンディングには橋本テツヤさんが登場していました。

放送時期は忘れましたが「クイズ100人に聞きました大学対抗スペシャル」「関口宏報道30時間テレビ」において復活している。また2000年12月30日「SAMBATV 20世紀名物番組特集」20:00〜20:30頃、生放送にて復活した。SAMBATVチームとシドニーオリンピック女子競泳チームで行なわれました。

スタッフ
演出 熊谷信也
音楽 服部克久
制作 森  勲
美術 加藤昌男
撮影 小山内義紀
照明 鈴木孝夫
効果 中本 健
作画 阿部 明

グッズ

クイズ100人に聞きました 朝日ソノラマ 93年度版まである

ボードゲーム

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ノベルティグッズ

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