ダウトをさがせ
制作
毎日放送・イースト

放送時期

92年4月9日スペシャル(通常時間は17日)〜93年9月
「U」は94年10月より
毎週木曜20:00〜20:54

出演者

司会 ダウトをさがせ 島田紳助
徳光和夫
ダウトをさがせ
U
島田紳助
渡辺正行
解答者 ダウトをさがせ
初期
善人
チーム
江守徹
城戸真亜子
和田アキ子
中山秀征
悪人
チーム
高田文夫
中野良子
岡本夏生
ダウトをさがせ
後期
江守徹
和田アキ子
城戸真亜子
中山秀征
ダウトをさがせ
U
神田正樹
和田アキ子
中居正広
ダウトマン マイケル富岡

『世界まるごと2001年』の後番組として、間違いさがしをテーマにしたクイズショー番組。放送初期は島田紳助率いる悪人チーム、徳光和夫率いる善人チームによる対抗戦でした。番組最初に各チームごとにトランプをひく、ジョーカーを引いた解答者は「スパイ」となり番組最後にジョーカー同士の入れ替えが行われる。つまりスパイは大どんでん返しのポイントとなる。後期になると個人戦に内容が変化した。パート1はマイケル富岡さんの「ヤキソバン」のCMの人気共に視聴率が上昇中に終了。その後ドラマとバラエティーを放送するが裏番組のマジカル頭脳パワー!!に勝てず。再びパート2が登板。それでも勝てず企画変更で投稿番組「ダウトをさがせR」とリニューアルしたが終了。

☆第1期(放送順に)
善人チーム(徳光リーダー)悪人チーム(島田リーダー)の対抗戦。ポイントは各チームのものが大きく表示されているが、各解答者のポイントも解答者席に表示されている。
・オープニングダウト 善人チーム・悪人チームそれぞれ一人ずつで1対1の対抗戦。(主なジャンル)日常の風景・誤植・一枚の絵・映画(実際に放映された映画の中でつじつまが合わない部分を当てる)・ダウト16(開いたり閉じたりする16枚のパネルに書かれているものの中で、最初に提示されるテーマに当てはまらない物を当てる)など。
・ここでスパイ決め。両チームにそれぞれカードを引いてもらい、スパイと書いてあるカードを引いた人がスパイになる(誰がスパイかは自分以外誰にも明かさない)。
・通常のダウト(VTR問題)ここでは、間違えると解答権を失う。
・モノの名前にダウト! マイケル富岡がVTR出演。あるテーマに沿って登場する複数の「モノの名前」の内、実在しないモノを当てる。
・通常のダウト ここでは、間違うと減点(解答権は失われない)。
最後に各チームのスパイを発表し、ポイントを交換。最終的に得点の多い方が優勝。

☆第2期(秋SPから翌年の春SPまで)
個人戦。解答者は6人。
(放送順に)
・通常のダウト
・ダウトマンがやってきた! VTRで紹介される4つのエピソードの中で間違っている物を当てる。解答前に、司会の島田紳助が自分が正解だと予想したものから順に低い順に200点、300点、400点、500点と点数を付けていき、それが解答者が正解したときの得点になる。
・ダウト16 あるテーマに沿った16の言葉の中で、テーマに当てはまらない物一つを当てる。間違えると解答権を失う。2問出題。
・通常のダウト 間違うと減点。
○途中から、オープニングの通常ダウトが「ダウトロバの耳」「ダウト1・2・3」に変更され、さらに爆弾ルールが加わった。
・ダウトロバの耳 一問出題。正解すると200点。早抜け方式。解答者は解答者席に座る前にこのコーナー特設の解答者セットに全員立っていて、答えるときはセット中央のロバの耳が付いた小道具に顔をつっこんで解答(他の人には解答が分からない)。正解ならいつもの解答者席に着く。制限時間内に正解できないと、セットから炭酸ガスが発射され、その後無数のプラスチックボールが頭上から落ちてくる。
・ダウト1・2・3 VTR問題。ドラマの中からおかしい部分を当てる。見つけたダウトごとに得点があり、難易度順に300、200、100点。
(爆弾ルール)ダウト16の正解以外の選択肢の中の一つ・最後の通常ダウトの誤答の中の一つに「爆弾」が入っていて、それを答えると解答者席の後ろから炭酸ガスが発射され、得点が0になってしまう。
また、最後の通常ダウトの正解の一つは「ボーナスダウト」で、その得点が通常の2倍になっている。

第2期の途中からカメレオンのマスコットキャラが登場、公募によって「ダウトビッチ・ギーモン」と命名されました。

●放送期間 1992年4月9日〜1993年9月23日
☆第3期(93年4月〜終了)
(放送順)
・ダウトロバの耳
・ダウトマンがやってきた!(このころから、紳助が予想を外したとき、VTRでマイケル富岡が「予想屋紳ちゃん、ハズしたわね〜、イーッヒヒヒ…」と言うシーンが放送されるようになる)
・カン違いダウトゾウの鼻 VTR画面上に、あるテーマについて7つヒントが出ている。そのうち2つは間違い(ダウト)で、テーマを勘違いした言葉についてのヒントになっている。解答者はVTRを見て、間違ったヒント2つとテーマ2つ(「本物のテーマ」を「勘違いしたテーマ」とカン違いしている、の形式で)を答える。解答するときは解答者席備え付けのゾウの鼻を模したセットに口を付けて答える。VTRが進むにつれてテーマの解説が入り、正解したときの得点が1000点から800・600・500・400・300・200・100点と減っていく。VTRが終わっても正解できないと、炭酸ガス発射。問題の形式が分かりにくかったのか、その後カン違いヒントを廃止した「ダウト・ゾウの鼻」に変更。
(例題)「 」を「 」とカン違いしている
1 地名→(その後に出るヒント:地名が語源になっている)
2 離婚→(離婚の原因になる)
3 旗→(旗を振る人もいる)
4 裸足→(裸足で優勝した人もいる)
5 親→(母親の過保護も原因の一つ)
6 オートバイ→(オートバイが先導する)
7 最後の日→(オリンピックで最後の日に行われる)
正解:ダウト(のヒント)は2と5、「マラソン」を「マザコン」とカン違いしている

「ダウトゾウの鼻」の変更点は、あらかじめ本当のヒントとカン違いヒントに分かれて出されるようになったことです(どれがダウトのヒントか指摘しなくなった)。

・ダウト5つのかくれんぼ ドラマを模したVTRから、5つのダウトを探す。難しい順に500点・400点・300点・100点・50点の得点がある。VTRにはその後毎回大澄賢也が主演。他にも毎回荒井注が出演していた。その後、ダウトとは別に、変装した井手らっきょ(荒井に代わっての出演)を当てる「らっきょポイント」が追加。
・ダウトダルマさんがころんだ 矢継ぎ早に出される言葉が最初に提示されたテーマに当てはまるなら両手で○、当てはまらないなら両手で×を作る。「ダルマさんが転んだ」と言う前に○・×を作らないといけない。間違えると脱落。一問正解ごとに50点加算。問題は全20問。
最終的に得点が3000点を超えると世界一周旅行がもらえる。

番組関連本:「ダウトをさがせ!〜何を信じる?スゴイ記憶違い・あぶないカン違い」青春出版社 1992年10月発行 221ページ 18cm 1068円

放送期間 1994年10月20日〜1995年2月16日

(放送順)
・ダウト大回転 童話を模したVTRから間違いを当てる。2問出題され、2問とも答えられないと上から炭酸ガスを発射される(全員発射されるが、正解者は透明なガードに守られる)。
・ダウトマンがやってきた 紳助がダウトと予想した一つを選んだ場合、当たると通常200点の倍の400点がもらえるが、間違っていると200点減点される。あとは前作と同じ。
・記憶力ダウト
・ダウトを外せ 6人の写真から(今までの得点の低い解答者から順に)1人指名。ダウト(テーマに当てはまらない人)をひいたひとは減点。ひかなかったら200点獲得。
・ダウトかくれんぼ 前作の「ダウト5つのかくれんぼ」とほぼ形式は同じ。
・ダウトダルマさんがころんだ
(途中から加わったコーナー)
・ダウト一筆莫山 毎回「山田次郎」などお題となる名前が出される。その後、有名人の名前を読み上げ、お題の名前に入っている4つの漢字が一つも使われていなかったらダウト。
・ダウトロシアンルーレット
・ダウト三面記事 4つの記事の内、偽物の1つの記事を当てる。
・フリフリダウト 5人がジェスチャーである単語を示し、ダウトの単語を除いた4つを組み合わせてできる「ことわざ」を当てる。3回(?)チャレンジできる。

94年12月15日からペア戦になった。95年2月23日から突然、「投稿!特ホウ王国」風の「ダウトをさがせR」に変更。


情報提供:ミム・ヰ立て・にっしー