ファシリテーターを目指す方のための
 ダンスセラピー基礎トレーニングコース vol.3

今回で3期目となりますこの講座は
ダンスセラピーの基礎知識と技法
日本人の特性や文化を生かした身体技法/コミュニケーション技法
ファシリテーターとしてのトレーニング
WSを実施する上での心得や注意点
病気の方への対応
など、
参考文献や通常のWS参加だけでは学べない、
基本的な知識から具体的な方法まで
現場を反映した実践的で役に立つ内容が中心です。

これからダンスセラピーを学んでみたい方
ワークショップを行いたい方の基礎づくりとして
また、現在セッションを行っている方も
ケーススタディやスーパーヴィジョンの場として
活用できるでしょう。

社会人、障碍者、子供、高齢者などさまざまな対象に向けて
応用できることと思います。
殊に最近では一般の方への需要が増えていますね。
けれどもダンスが好きなだけではファシリテーターは務まりません。
社会そのものが病理化してきている現代では、
参加者の安全を保証し、「場」を作り、守る覚悟が必要です。

また、ワークショップに参加する側であることと
ファシリテートする側では大きな違いがあります。
ワークショップに参加するだけでは得られない、
自分自身への気づきや発見が
トレーニングしていく上でたくさんあることと思います

原キョウコは演劇を学び、俳優として活動の後、
コンテンポラリーダンス、インプロビゼーション(即興)ダンス、
舞踏を中心に学び、舞台活動をしてきました。
その後、演劇・ダンスで学んできた技法を広い分野で役立てるべく
一般成人を対象としたセッションに加え
精神科入院やデイケア利用の患者さん、
殊にPTSD、人格障害圏、依存症、虐待、DVなどの
きわめて現代的な病とも言える
非精神病圏の患者さんとの関わりを長く持ってきました。

ダンスは考える以上に、
対象者の情動を深く刺激します。
楽しさもありますが、怒りや悲しみなど
さまざまな感情が浮上してくることも多々あります。

対象を目の前にして、
どんな関わり方や受け止め方ができるのか
どう関わることがその場でベストなのか
どんな方法が適しているのか
臨床では治療者としてどういう姿勢であるべきか
一般向けのWSでの基礎的枠組みと姿勢
実践に即した智恵や注意点、
安全にWSを運営するためのノウハウなどを盛り込みます。

参考文献や通常のWS参加だけでは学べない、
現在の日本の社会状況の中で
実際の臨床現場を反映した内容を予定しています。
(ダンスセラピーを行ううえで
臨床心理、精神医学、解剖生理学等の知識は必須ですが
あまりに範囲が広く、このコースではカバーしきれませんので
研究所や大学等の専門機関での勉強は各自別に考慮して下さい)

ゼミナールのように、
参加者のみなさまといろいろな試みや討議、
研鑽を重ねていきたいと思っています。

みなさまの参加をお待ちしています。

2008年基礎トレーニングコースのスケジュール 全12回
(単発参加は不可)
5/25 6/22 7/13 8/24(講義) 9/14 10/ 19 
11/23 12/21 1/18 2/15 3/8, 15(振返りとまとめ・座学)

対象:年齢・性別・職種は問いません
病院、施設、事業、学校等への導入を考えたい方
一般対象のWSのファシリテーターを目指す方
精神科や精神障碍者施設等でセッション行いたいと思っている方
病識や病気の方への対応を勉強したい方
現在グループ及び個人セッションを行っている方

※現在精神科で治療中の方は受講できません。

定員12名:先着順にて締め切ります。
(12回を通してのクローズド・グループ形式で行います)
最小催行人員 4名

内容:実技と講義。
参考文献、詳細等は参加申込者にメールにてお知らせします。

場所・時間:各回とも日曜 14:00〜17:00 

料金:全12回 110.000円  (講義資料含む)
(2回分割可、その旨を記入して下さい)

◆申込書:
コピー&貼り付け====

[ 基礎トレーニングコースお申込書 ]

お名前:
年齢:
ご職業・ご所属:
ダンス経験の有無(経験者はダンスの種類・経験年数):
参加希望の理由(できるだけ詳しく):
tel:
fax:
住所:
E-mail:

コピーend======

その他