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藤田まこと
11月30日
 平日の昼下がり、再放送の定番は「水戸黄門」がNo.1で「大岡越前」や「はぐれ刑事純情派」、「必殺仕掛け人シリーズ」などがこれに続く(個人的データ)。藤田まことさんには3つの代表作があるが、そのうちの2つが再放送の定番になっているのは驚きだ。ちなみに残りの代表作「てなもんや三度笠」は1960年代の日曜日の午後6時の生放送でビデオがなく再放送のしようがない。ところで「てなもんや三度笠」の主人公の時次郎は敵対するスリ役の唄子啓介や悪者役のてんぷくトリオから“馬”と呼ばれては、ヒヒーンと嘶いて笑いをとっていた。確かに彼の顔には馬の要素が満載されている。@顔が長い、A鼻の穴が真下ではなく斜め45°ぐらいの角度で外側に開いている、B前歯が出ている、C目がつぶらである。彼を見る人はその顔から馬をイメージし、さらに馬の持つ“責任感”や“根気”そして“優しさ”をイメージするのだろう。そう考えるとはぐれ刑事純情派の安浦吉之助は見事なはまり役だ。水戸黄門に代わって再放送のNo.1になる日もそんなに遠くはない。
中村 主水
餡掛の時次郎
 時次郎の資料が無く、記憶を頼りに描いたので髪型や衣装が間違っていたらお許しを。
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