天童よしみ
9月8日
 似顔絵で多くの人に喜んでもらうにはモデル本人の知名度が高いほうが良い。見る人にとって未知の人の似顔絵は似てるかどうかがわからず、ちっとも面白くない上に、時には知らないことで劣等感まで感じてしまう。その点天童さんは知名度が抜群だし、容姿も特徴的なので、「このひとの顔は知ってるけど、ウウ〜名前が出てこないイ〜」という人はまずいない。だから似顔絵の展覧会では安定した人気がある。そのかわり、天童さんはもともと顔も体形もデフォルメされていてるので誰にでも描けるだろう思われており、それが描くほうのハンディとなっている。確かにふっくら小判型の顔に小さな目、高く盛り上げた髪型と小さなからだを描けばそこそこ天童よしみになる。しかし、それだけでは人前に出す似顔絵にはならない。デフォルメされた人とはいえドラえもんの似顔絵を描くようなわけにはいかないのだ。
首あり
 天童さんは首を描いてはいけない。天童さんは顔自体より豊かな胸の上にふっくらしたあごが乗っかっていることがポイントなのだ。上の図のように首を描かず、胸とあごを近づけたほうが似ており、それは体を大きくするほど(かわいらしさが消え、似度が見えるので)よくわかる。左は体を大きくしても天童よしみだが右のように首を描いたら小林幸子のほうへ行ってしまう。
首なし
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