ロビーへ戻る
藤原 紀香
2002年1月20日
 藤原紀香さんの顔部品はどれも美しく整っている。目は二重でパッチリ、口元はぽってりと愛らしい。それぞれの顔部品が理想的で標準的な形をしているので、そのまま描くとどこにでもいそうな普通の美人になってしまう。人々が何をもって藤原紀香の顔を判別しているのかをよーく探さなければならない。それは次の3つだ。@ほおがふっくらしている A顔部品が中央に寄っている B富士額である だ。このうち一つでも欠けると藤原紀香にはならない。Bの富士額を描くのは簡単だが、@Aはビミョーだ。試行錯誤を繰り返してバランスの良い所を見つけるしかない。あとは似ていると自分で思い込むことと、似ていると言ってくれそうな人だけに見せることだ。
 この人形は2000年8月に銀座で開催した「週刊朝日山藤章二の似顔絵塾特待生20人展」に出展した作品で、他に「木ブー」「iいっこく堂」「中村玉緒」がある。
 微妙に大きさや位置を変えて完成させる。左上は目が大きすぎ左下は小さすぎてだめ。右上は目の間が離れているので個性的でなくなる。(右下が今回の作品)
次のキャラクタのページへ