眉毛が太いとか唇が分厚いとか顔部品のひとつで誰だかわかる人がいる。その中で“大きな鼻の穴”と言えば北島三郎さんだ。芸能人が歌まねをするときは必ず鼻の穴の周りを黒く縁取って大きく見せる。似顔絵も、パンチパーマっぽい頭に大きな鼻の穴とシワを描けばもうサブちゃんだと認識可能になる。(下の絵) 難しいのはこのような強烈な顔部品があると他の顔部品を描くことがマイナスになりかねないことだ。大きな鼻の穴で北島三郎の似顔絵だと認識した人達が「鼻の穴は良いけど目が似てない」とか「口はもっと大きい」とか他の顔部品の出来具合に対してあら捜しを始める。そんな余計な批判を避けるためには他の顔部品をできるだけ単純化してリアルさを押さえておくことが有効だ。左のイラストでは顔部品をできるだけ丸と直線の単純図形で構成し、鼻の大きな丸穴を生かした。サブちゃんのスカッとした演歌はこのシンプルな顔部品から生まれる。
北島三郎
2002年11月10日
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1988年、週刊朝日「似顔絵塾」に投稿し始めたころ掲載された作品。似顔絵も実物もこのころより油っ気が抜けた。
髪形と鼻の穴でサブちゃんとわかる。
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